「 結  納 」

昨年は長女 今年は次女と、

お陰様で 我が家では 続いての お祝い事になりました。

で 「結納」とは、今更ながら ですが、調べてみました。
結納の起源は約1,400年前、仁徳天皇の皇太子の時代から始まり

庶民には結婚式を挙げる習慣は特になく、当時は公家や武家の間のみで行われた。

江戸時代になって裕福な商家では結納・結婚式の行事が行われ、

庶民が行うようになったのは明治時代になってからのこと。


結納は二人(両家)が世間に婚約したことを正式に知らす大事なものであり、

相手に対し誠意と敬意を表す大切な手段が結納品であります。 
   と、ありました。
「のしあわび」

あわびを薄く伸ばした物

昔からあわびは貴重な食材で

不老長寿を象徴
一対になった純白の扇子。

純白は純潔・潔白・純真無垢

扇を広げた形は末広がりで
反映を象徴し、

一家が末永く栄えるようにと
結納金

昔は着物の小袖を贈っていた
ことからこういわれます。

松飾りの下に置く場合が多いです。

「家内喜多留」

清酒
婚約指輪

縁起の良いおめでたい字を
当てています。
結納品の内容明細
白い麻糸の束

夫婦ともに
白髪になるまでという長寿
の願いと、

麻糸のように強い
絆で結ばれるようにとの願い

るめイカの干物

日持ちがすることから、
幾久しく幸せな家庭を築くようにとの
願いと、

噛めば噛むほど味が
出ることから、味のある仲のよい夫婦になってほしいとの願い
昆布

昆布は強力な生命力と繁殖力
があることから、

子宝に恵まれ元気な
子供を授かるようにという気持

子孫繁栄を願って。

結納品の名称と意味

寿留女 するめ

子生婦 こんぶ

友白髪 ともしらが

結美和 ゆびわ

小袖料 こそでりょう

寿栄廣 すえひろ

熨斗 のし

目録 もくろく

角樽 つのだる

鯛 たい

長女の時も 次女も 我が家にとりまして

身に余る 立派な結納をいただきました。


思えば30年前 主人とお仲人さんが来てくれたときの事を

昨日のことのように思い出します。



結 納

いろいろ 古くから 結婚に対しての 一つ一つに いっぱいの 願い 思い をつづられた

この結納の 品々

自分の時の事をも重ね合わせて 

この 品々を眺め その 意味を説きますと

二人に いっぱいの 幸せをと 感じます。


幸せな 娘達でございます。



m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m