最終章 その18 「ジャミ アブナは釣らない」
Kさんが いつも 言われてました。
「3月過ぎると 大型は厳しくなる」
と、
以前にも 申しましたが
つまり
寒い冬、人間的には かなり 我慢の厳しい釣りになるのですが、
寒くて 小ベラは動かず 体力のある50上は動き
狙いやすいわけです。
次に
マブナ
マブナが 底から 上がってこないように
常に 少し大きめの締めたえさを打つのです。
宙にいる へらぶなを 狙うとき まぶなが 下にいると言うことは
へらぶなが安心して その場所に とどまる そうです。
だから 底にいる まぶなや鯉を
釣り上げることは 最悪なこと
上にいる へらぶなを脅かして 逃がすことにもなる訳です。
なんやかんや と それでは
「へらぶなを釣るとき どうするの??」
と ですよね。
ジャミは 一度 大きな魚が 通っただけでも もう、恐れて 下がってこない とのこと。
しかし
えさは 下にずり落ち ハリに着いているエサが小さくなると 「パクッ」と 喰い
ジャミを釣り上げることになるのです。
その 喰われるまで 待たないのです。
また
ジャミが居ると 遠くのへらぶなには
「ああ、えさがあるのだな」 と、感じ
へらぶなの群れが 近づいてくるのだそうです。
そうすると
ジャミは 自分より大きな へらぶなの群れを恐れて 逃げていくのです。
そうすると
みな様も よく知る
今まで ウキが 動きっぱで なじまなかったのに 急に なじみだしたと いう 経験 おありだと思います。