「いつも ねらう棚が 折り返しに近い 浅い棚」
このお話も 聞いて頂きたい話です。
私 約30年前からへらぶな釣りを初めましたが
当時 へらぶなが沢山釣れて 楽しめる釣場が沢山ありました。
そんな時 定休日 主人は会社へ 私 一人で 近くの釣り場に 行ってました。
その池は 放流していましたので 季節にもよりますが
いつも ウキは動き 9寸前後のへらが そこそこに釣れました。
しかし いわゆる カラツン ですか
ウキが動く割りには なかなか 釣れない時がありました。
そんな後日 たまたま お店に来た Kさんに どうすればよいか お聞きしました。
その時 言われたのが
「その アタリは すべて イトズレ」
「棚を上げては?」
と
後日 上げてみましたが、 さほど、、、
またまた、後日 また、 聞くことが出来ました
その時のKさんの言葉
「折り返しまで 上げなかったでしょーう? 」と 言われました。
つまり
当時は 大会などで 規程が1本
そんなから 釣る棚は 1本半〜2本 釣場によっては
底が3本ならば 3本の底釣りは 当たり前 でした。
なので
底釣りをする方の方が 多かったと思いますし その方が 安定して 釣れていたと思います。
また
大きいのは 下の方にいると 言われてましたし
ヘラブナを 深いところから 挙げるのが 楽しいから とも
よく 言われました。
だから
棚を 上げてはみたものの せいぜい 1本の棚
これでも 上げたつもり だったのです。
それで 次の 定休日は 折り返し にしました。
そうすると
まわりの釣り人から 「カッツケですかぁーー (>_<) 」と 言われました
当時は あまり 好まれない釣りでした。
しかし
これは カッツケではなく
あくまでも 「浅い棚」の釣り
そして、Kさんの
もう一つの アドバイスは
「ウキの 動かない所の 棚にする 」
ここは 確かに 分かりやすいアタリが出て 釣れる棚 でした。
さて、
あれから すでに 20年過ぎました。
今 思うに あの当時の Kさんの アドバイス
へらぶなの泳層をねらう それは 浅い棚 の釣り
それは いつも底釣りをされている方 また、1本半から2本の棚で釣られる方には
なかなか 出来ない 棚 です。
しかし、しかし
背振ダムでも 大塚池でも 庭木ダムでも
Kさんの釣っている 横で ご一緒した方々は
たぶん しみじみ 納得 されたのではと 思います。
この 極端に浅い棚の釣りを、、、、。
話は 戻りますが
当時 まだまだ 今のK理論を 教えて頂いたわけではありません
いろいろ 言われても 分からないかったと思います。
その池の その時の 最低限の アドバイスだったと思います。
しかし、
そんなこんなから 一年中の へらぶな釣り の
うき エサ 仕掛けの 「何?」 「なぜ?」 「どうして?」
等々 疑問を お店に来られたとき 短い時間ですが、
お聞きすることが出来ました。
Kさんは 聞けば何でも 答えて下さいました。
それは 私の場合 真似しようとは さらさら 思いませんし
勿論 真似出来る訳もなく
しかし
その いろいろな お話は へらぶなを釣るのに
理論的に かなり 面白く 興味深いものでした。
主人がKさんから 釣り場で聞いてくる 話しも 同様
その K理論
現実に Kさんは 「よく へらぶなを釣る人」 ですので
今までのお話 面白い と 思いませんか???
さて、
どなたも Kさんに お聞きすれば 何でも 答えて下さると思います。
釣り場も 釣り方も
嘘は言わない 嘘は嫌いな方 です。
ただ、
誰も 聞かない
どなたも それなり 自分の釣りで 釣れているし、楽しまれてるから です。
最終章 その4
「折り返し の 浅い棚」