こんな事も ありました。


平成5年 もう 20年前の話です。

たまたま、

Kさんが へらぶなの写真を見せて下さいました。



それは 当時 大型の釣り場

 北九州の頓田 浮州池  山口県の 丸山 菅野ダム 大原瑚   宮崎 一ツ瀬ダム 等で 

釣ったへらぶなの写真でした。



当時 まだ 50上は 珍しく 40上でも 大型の部類 でした。


そんな年 

Kさんは 「一年に40上が何枚 釣れるかな」

と 写真に収めていったわけです。


しかし、

4〜5ヶ月もしない内に 100枚 以上釣れたので 止めましたと 言われました。


Kさんは 当時から 大型は 半端なく 釣れていたようでした。




さて、

これも 20年前の その当時の 忘れられない お話ですが、

その当時は まだ、Kさんと さほどお話しすることはありませんでしたが、、、。



ある日 常連のお客様が 来られました。

その方は 当時すでに へら釣り20年のキャリアのある方で

誰もが 「うまい」と 語られる人 でした。


その方が 興奮気味に

「Kさんを 知っていますか?」と 

訪ねられました。



何でも 山口県 丸山ダムで 一緒に釣ったとか


その方の 言うには


「自分は 40上を一枚 釣っただけなのに

Kさんは 尺半前後を 20数枚を  さも 小ベラを釣るように

入れ食いさせていた

今まで このダムで 大きいのを しかも ポンポンと

こんなに 釣れた人を見たことが無い

凄かったよ」


 と 

その時の 状況 その驚きが 手に取るように分かりました。


これが 20年前 

この当時から Kさんは 今の釣り方と同じ方法で釣っていたのでと思います。


そして、

後日 たまたま、Kさんがお店に来られたとき Mさんのお話をしました。


その状況は

Mさんの場所にも 浅い棚には 沢山の大きなへらが居た

しかし もともと いつもの 釣る棚が深い

その棚は 釣れない訳ではないし 今までもその棚で 釣ってきている

その日も 40上を


そうすると その棚が 釣れる棚だと 思い

その棚が定着する 

また、 そこで 釣れなければ

ウキの動く 棚を下げる


よくよく 聞けば 納得の説明です。



やはり  Kさん 

いつも 厳しい釣りばかりしている訳ではありません

ウキの動く釣りは 楽しい

ウキが動くのを楽しみながら 48p 〜 尺半を釣って楽しみます。


小ベラを下に下げて 安心させ 上層で大型を釣る



おまけに 打つのは静かだし 取り込みも上手 だから、へらぶなを恐がらせない


この K理論で 何枚も 釣るのでしょう。



この後 いろいろな お客様から

このMさんの このお話 と同じような話を 

よく 耳にすることになりました。



以前  聞いたことがあります。

「1年に 尺半だと かなり釣っていますよね。」

と、


はい 100枚以上 いやいや  200枚位は 釣っている

と、なぜなら


例えば 昨年は 50上を一年に17枚釣っていますが  

その狙う時 その後など

当然

尺半〜48〜49pは その10倍は釣っている訳ですから。








最終章 その3