Kさんと へら釣りの お話の時 一番多く 出てきた言葉が この 「警戒心」 です。
どんなに 小さな生き物でも 人間に対しての 警戒心は 人間が思うより はるか上だと 感じます。
50上のへら釣りもKさんの話によると
その警戒心がほとんど 締めているような気がします。
釣り場に行き 池の縁にいた ブルも 遠くにいる人の気配で 散っていきます。
しかし、いつも 入っている 釣り人から こぼれ落ちる エサには 寄ってきます。
学習 しているのだと 思います。
養殖ベラも 人間の与えられた餌で 大きくなり 放流された池では 何も 恐がらず 寄ってきます。
しかし、 痛い目に合うと 散ったエサは 食べても ハリの着いた エサは 食べません。
また、「今まで よく釣れていたのに いなくなったのかな?」と
よく 話していますが
へらぶなが 警戒するようになったか また、 大きくなったのだと 言われます。
ましてや 50上 は 尚更
Kさんの釣りは その 賢い へらぶなとの 「勝負」だと 言います。
「警戒する」
Kさんは人の 100倍は 気を使っていると思います。
それは 入るときも 静か 竿を振る時も エサ オモリ ウキ の 順に 静かに 水面に置きます。
たぶん 人の 100分の一の 音 でしょう。
そして、食わせる以外は どんなアタリも 取りません
話しは変わりますが
へら釣りに 慣れてて来るとウキが動くと 自分の意志がなくても ひとりでに 手が 上がります。
大型釣りの最中 この 手 上げることが 邪魔しています。
この 手を 上げなくなる 努力も 必要だと 言います。
そして、打ち返しの 竿を 上げるときも 静かに
アタリを 取るときも 竿を押すだけで バシッと 音はさせません。
取り込むときも 静か そして、可能ならば 少し 横へ移動して 取り込みます。
また、釣り場に入るとき
よく 竿を振る範囲の邪魔な 草を切ったり 上の木を 切ったり
まわりの 例えば ゴミがあれば 外しますが そんな ことも しません。
つまり 入れば すべて まわりは そのまま に したまま
いつも へらぶなが回遊して プランクトンを 食べている場所 ならば
何かをかえると へらぶなが 何か 異変を感じるだからだそうです。
また、ブル など ジャミが 居るときそれを 食わせて 釣り上げることは タブーです。
その釣り上げることで 近くにいる 大型のへらが 何かが 起こっていると 警戒するからです。
ブルから ハリを食わせないようにエサを打ち ながら大型が 寄ってきたときにジャミが 静かになるので
その時を 待つのです。
また、話は 飛びますが
Kさんが 12才の時 へらぶな釣りを始めた きっかけになった 池がKさん宅の近くにあります。
40年以上 前から へらぶなの釣れる場所で 一年中 釣り人が 入っています。
そこに 行くと いや 何処の池もですが、
釣っていると 後ろから 「何匹釣れましたかぁーー」と 聞かれます。
たまに 入る Kさんも よく 聞かれています。
「釣れませんねぇーー」と 答えています。
そうすると聞いてきた方が 「向こう岸の ○○さんは ●びきですよ」と 教えてくれます。
Kさん 以前 よく お話してました。
「もう 何十年も小ベらは 釣ってきているから もう良いよ」と
へらを 数 釣るの 必要ないわけです。
はい、それでは「この池の 一番 大きい へらぶなを ねらっている」と おもいます。
まさか? と 思われますか?
いえいえ それが 出来る人です。
確かに 釣れた へらが その池の 一番大きいか どうか 分かりませんが
ねらいは ホント そして、 たぶん 釣果は 枚数ではないのです。
さて、話は 戻りますが
それでは 50上 を ねらうためには
はい、
簡単に考えれば 浅場に 回遊して プランクトンを 食べに来る そのヘラブナを
驚かせず 糸を感じさせないように 安心させて
プランクトンのような エサをつけ
それを 食ってくれれば 釣れる の 話しになります。
Kさんの 考えの その 方法が 今から レポート に なります。
あくまでも ハタキの時 また、 秋の釣り では ありません。