ある、ホームページで調べました。
★みどころ
長唄を伴奏にした舞踊劇で、能の「安宅」を元にして作られています。
能の「安宅」では弁慶の威勢に恐れて富樫は一行を通すのですが、
歌舞伎では富樫がすべてをわかった上で通しています。
つまりここでは男と男の人情が描かれているのです。
また
富樫は「情」において、弁慶は「知勇」において、
義経は貴公子の「品位」において、
それぞれが日本人の男の理想とされているといわれており
その三者三様の理想像が互いを思いあう姿に心打たれるのでございましょう 。
春休み三女が、私のおすすめの能登へ、ひとり旅、しました。
その一つ、「安宅の関」に寄りました。
で、
「安宅の関」の話から、
「勧進帳」、「難関突破」、「義経、弁慶」、
と、続き、
三女と、これらの、関連の話で、花が咲きました。
古い話になりますが、20代の頃、長唄の三味線を習っていました。
その中の一つに、テンポの速い、「勧進帳滝流し」が、好きでした。
その、
「勧進帳」の場面の「安宅の関」
私も、30年前、立ち寄ったところで、
「難関突破」のお守りを買って帰ったのをよく覚えております。
能登半島も、金沢の兼六園、永平寺、東尋坊、等々、
いろいろな、名所がたくさんあります。
「安宅の関」一つをとりましても、まだまだ、「義経」の話から、
そして、
「弁慶」にまつわる話をすれば、またこれ、限りなく、話が続きます。
歴史、そこには、戦いもあれば、人情話もあります。
また
、いつか、機会があるごとに、多少なりとも、私の方が年が上、
私なりの記憶をたどり、娘達と語りたいと思いました。
と、
三女と、次に、「義経」とは、の、話になりました。
幼名 「牛若丸」
ほらほら、歌があったでしょう、、。
と、でも、歌詞を思い出せませんでした。
またまた、調べてみました。
兄の源頼朝に謀反を疑われて追われる義経一行が
安宅の新関 を越えようとした時に、富樫泰家に見とがめられ、
詮議の問答が 始まりました。
弁慶は白紙の勧進帳を読み上げ、義経をかばお うとしましたが
なお顔が似ているという関守の前で義経に似た
貴 様が憎しと義経を打ちすえにしました。
その忠義に心を打たれた 富樫は義経と確信しつつも一行を解放します。
義経一行は難関突破します。
今日のお題は「勧進帳」です。
5月1日
牛若丸(うしわかまる)
作詞者・作曲者不詳
1 京の五条(じょう)の 橋の上
大のおとこの 弁慶(べんけい)は
長い薙刀(なぎなた) ふりあげて
牛若めがけて 切りかかる
2 牛若丸は 飛び退(の)いて
持(も)った扇(おうぎ)を 投(な)げつけて
来い来い来いと 欄干(らんかん)の
上へあがって 手を叩(たた)く
3 前やうしろや 右左
ここと思えば またあちら
燕(つばめ)のような 早業(はやわざ)に
鬼(おに)の弁慶 あやまった
明治44年5月「尋常小学唱歌(一)」に載った伝説的歴史話を題材にしたものでなつかしい歌の一つです。 |
私も、何度か、テレビで、見たことがあります。
関所での、弁慶を、見ていて、ドキドキ、はらはら、します。
そして、
関所を越えた後、弁慶が義経に、とった行動、
そして、役人の気持ち、
等、
聞くも涙、語るも涙の、お話です。
さて
その、歌舞伎「勧進帳」のあらすじですが、、。