今日のお題は「尾瀬憲章」です。
3月31日
またまた、古い話になりますが、
数年前になりますか、、尾瀬の「燧ヶ岳」(ひうちがだけ)2356b に登ったことがあります。
「至仏山」も予定でしたが、雨の為、登山道の荒れがひどくて、
「通行止め」で、変更になりました。
私が、「尾瀬」の説明を出来るほどの、知識はありませんが、
ここに、「尾瀬憲章」というものがございます。
「憲章」(けんしょう)意味は「きほんとなるべき、きそくやおきて」
「われわれは尾瀬の自然の美しさを愛し、そのとうとさをいっそう深く認識し、
厳正な保護と秩序ある利用のもとに、国民の願いこめて
尾瀬の自然を守ることを誓う」
そして、
一、 尾瀬を訪れる人は、その自然を愛そう。
一、 尾瀬に接する人は、その利用に責任を持とう。
一、 尾瀬を尊ぶ人は、その景観を破かいから守ろう。
一、 尾瀬に親しむ人は、その豊かな恵みに感謝しよう。
一、 尾瀬に誇りを持つ人は、その美しさを後世にに伝えよう。 とあります。
当時から、尾瀬に入るのに、勿論、車では入れません。
入るときは、靴の泥も、きれいに落として入ります。
よそからの雑草の種などが入っては困るからです。
尾瀬の木道の外に足を踏み入れてはいけません。
一足踏むことで、再生に何年もかかると聞きました。
枯れ葉一つ拾う事も禁止されています。
自然のままに、そのままにです。
さて、当時、尾瀬には山小屋が何軒かありますが、また、トイレもありました。
私の記憶ではどこも「水洗トイレ」でした。一回、百円でしたでしょうか。
この、尾瀬も排泄の問題が以前からあったようです。
この「尾瀬の自然を守る」と言う、多くの方々の願いと多くの方々の協力で
「守られている」と感じました。
「燧ヶ岳」も「水芭蕉」も「尾瀬沼」も大変きれいでした。
そして、いろいろな方の「長年の努力」を「美しい尾瀬」に感じました。
27年前にも主人と「尾瀬」を歩いたことがあります。
「水芭蕉」も「木道」もいっしょでした。
ただ、山小屋も、人も、少なかった様に思います。
「虎尾桜」の「福智山」登山口
今回、トイレ「使用禁止」の紙が、張られていました。
我々のように、近所から来た者は、我慢できるとしても、
今から登る人が、「困った、どうしよう」と、言われていました。
きちんと、使えば、こんな事にはならないはずなのに、と。
また、「駐車場」ゴミがたくさん、すてられていました。
宝満山に登るとき、ゴミ袋をもち、ひとつひとつ、拾われている方に、
いつも、お会いします。
この、すてる人、拾う人、この差、は、何なんでしょうね。
「尾瀬の憲章」この一言一言は別に尾瀬に限らず、
我が町の200メートルの山にも、近くの公園にも、取り入れたい、願いです。
またまた、古いお話で、すみません。
先日、「虎尾桜」を見に行きました。
10、数年前になりますか、名が知れたころは、まだ、この手で、幹を触れていました。
今は、大きな、柵に囲まれ、保護されています。
樹齢600年、長く、生きてきたものです。
こんなに、素晴らしい花を見せていただき、地元の方々の努力、ありがたいことです。