今日のお題は「くすの木」です。
10月3日







月日が立ち、長女が生まれ、この運動場が、

我が家にとって、なくてはならない遊び場になりました。

と、いつの間にか、「くすの木」がなくなっていました。

またまた、月日が立ち、長女がこの小学校に入学しました。

そして、PTA新聞の名が「くすの木」

倒された「くすの木」の大きな切り株が、玄関に飾られていました。

とても、なつかしく、つい、触っていました。
しかし、

いつも、子供心に

「何で、真ん中に植えたのだろう?

植えた時、じゃまにならなかったのだろうか」と、不思議でした。
古い話になりますが、この写真は、私が通っていたときの校舎の写真です。

写真では、わかりにくいですが、

「くすの木」が、運動場の真ん中にありました。

当時、運動会の時は、「くすの木」から、万国旗が四方に張られ、

当然、走るトラックの中心に「くすの木」があり、


踊りも、遊戯も、この「くすの木」の周りで行っていました。
その、運動会で、いつも思い出すことがあります。

たいした話ではないのですが、少し、書いて見たくなりました。
我が家の三軒先に、私と娘達の通った小学校があります。

今日は、運動会、でした。
良いお天気で、良かったです。

後ろにみえるのが、「福智山」です。
たまたま、広報委員をすることになり、

新聞100号記念に、小学校の歴史をのせることになりました。

その時、歴代の校長先生のお話で、この、「くすの木」の話が出ました。

そして、なぜ、くすの木が真ん中にあるのか、知ることができ、

とても、感激しました。
これが、昭和16年の写真です。

もともと、校舎の前に植えられていたのです。







校舎が建て替えられるとき、運動場を拡張するため、左には県道があるので、

元の校舎の場所より、図で言えば、右の方に移動したのです。

で、その時、この、「くすの木」も、他の木と同じように、抜くようになっていたようですが、

あまりに、立派で、このまま、残そうとなったのです。

当時を知る、校長先生から、

「当時は、建築業者とかなりもめて、でも、残してよかった」と、

嬉しそうに、おっしゃられました。
私と同年代の方々との話の中で、「真ん中のくすの木」の話がよく出てきます。

おおきな、立派な、「くすの木」でした。

40年過ぎた頃でしょうか、運動場の工事のため、なくなったと聞きました。
いろいろな、思い出があるものです。   (*^_^*)